フロイト全集 23冊|21世紀の新たなフロイト像を提示する本邦初の全集

別巻含む23冊　別巻以外は月報付属 ようやく『フロイト全集』の別巻の刊行の直前にまで辿りついた,個々の作 壁をほぼ終えて「まえがき」を書くにあたり多少の感慨もあるが,編集に携わわ者として,別巻の刊行がこれほど遅れたことについてまずは読者諸氏にお詫び申し上げたい、本全集の作品巻の各巻は,さまざまな曲折を経ながらも当 初の予定にさほど遅れることなく刊行が完了した.2006年11月に第 17 巻の『1919-1922年 不気味なもの,快原理の彼岸,集団心理学』を第1回配本と して刊行が始まり, 2012年5月に第15巻『1915-1917年 精神分析入門講義』 をもって作品巻全 22 巻の刊行が終了した.これに続いて「別巻」として索引 巻の刊行が予告されていたのだが,作品巻の刊行開始から完了に至るまでの期間が5年半であったのに対して,今回のこの別巻は,作品巻の最終配本から8 年近くを経て刊行される. 外箱小傷、小汚れ。本文はきれいです。